若い人たちへ
このホームページを見ても何にも面白くない。
難しいことばっかりで全然楽しくない。と思うかもしれない。
水巻町の借金がどうだとか、自分たちには関係ない。
そうかもしれない。僕もそう思っていた。
親が借金をして建てた家に住んでいても、借金を返すのは親の責任だから。
自分のした借金を子供に返済させる親は、まずいないから。
ちゃんとした資料がないから、はっきりしたことは言えないけれど、
147億円という今の水巻町の借金は、おそらく50年前からの積み重ね。
その当時の町長も議員も担当職員も、みんな退職していない。
この間、誰も本気で借金を返済していこうとしなかった。
「自分たちのした借金じゃないから」「これは必要な借金だから」
が積み重なって、147億円。
今の利益を優先させると、借金返済は先送りになってしまう。
少しずつは返していても、結果的に増えていってしまう。
「もっとヒドイ自治体もあるよ。国のほうが大変だよ」
「『国のお偉いさんは返さなくてもいい』なんて言ってるよ」
でも、考えてみてほしい。
借金とは返すと約束して借りるお金のこと。
「いや、いつか返すよ。自分の子孫が」
こんな親、こんな大人、どう思う?
本当に借金が必要な事態が起こったときに、必要なお金が借りれなかったら。
どの国からも信用されない国になってしまったら。
「自分たちは悪くない。先祖がした借金なんだ」
そんなこと、自分の子孫に言わせたい?
