欲の心
更新日:2021年12月27日
戦後の貧しい時代には、生きていくのがやっとやった。
その後、テレビが普及して、白黒がカラーになり、ハイビジョンになり・・・
洗濯機も、2層式が全自動になり、乾燥機付きになり・・・
自家用車という言葉もなじまないほど、2台、3台が当たり前の時代。
モノとは不思議なもので、最初に買ったときにはうれしくて、豊かになったように思っても、次第に「ある」のが当たり前になり、だんだんそれでは物足りなくなる。
戦後、私たちは、こういう経験をたくさんしてきました。
物質的な豊かさは、先進国と言われるほど豊かなのに、未だにモノを買いあさる。
本当に豊かになって、どんどん幸せになっているのか、即答できずに悩んでしまう。
生活のため、ローン返済のために、決められた仕事をこなすだけで精一杯・・・
それでも欲の心は際限を知らず、どんどん大きく膨れ上がっていきます。
国家予算や町予算のように・・・^^
ただ、時代も変わってきていて、
「モノの豊かさ=幸せ」ではないと、みんな気付いてきています。
「断捨離」や「ミニマリスト」という言葉が流行っているのは、その証左。
「モノがない豊かさ」や「捨てる楽しさ」など、欲を持たない生き方を選ぶ人が、
若者を中心に増えてきています。
水巻町行政も、こうした時代の流れを取り入れて、
「断捨離行政」や「ミニマル行政」をやっていく時期に来ているように思います。
案外、楽で楽しかったりして^^