フューチャーデザインという発想
更新日:2022年1月14日
未来に向けた新しいビジョンを目指す先進的な自治体の間で、フューチャーデザインという新しい発想が、今注目されています。
高知工科大学フューチャーデザイン研究所の西條辰義所長は、フューチャーデザインについて次のように説明しています。
「親が自らの食べ物を減らし、その分を子供に与えることで幸せを感じることにうなずく人は多いでしょう。そこで、『たとえ現在の利益が減るとしても、これが将来世代を豊かにするのなら、この意思決定・行動、さらにはそのように考えることそのものが私たちをより幸福にするという性質』を<将来可能性>と定義し、将来可能性を活性化する社会の仕組みのデザインを目指すのです。」
(フューチャーデザイン研究所HP「フューチャーデザインへようこそ」より転載)
岩手県矢巾町は、2015年から毎年のように、このフューチャーデザインという発想を取り入れた研修やワークショップを行っています。そして、「2060年の将来に生きる世代の視点から、現在に必要な政策を提言。」それを町の「総合開発計画」などに生かしています。
町議会議員や町職員が一緒になって、将来世代のための町政のあり方を、真剣にそして楽しく、模索しているのです。(矢巾町の取り組みを紹介した朝日新聞デジタルより)https://www.asahi.com/articles/ASQ1765WZQ13UCVL00T.html
矢巾町の人口は約2万7千人。水巻町とほぼ同じです。
矢巾町にできて、水巻町にできないはずがない!
もう、時代は進化しています。
水巻町も進化していきましょう!!
