「身の丈」行政の実現!
身の丈に合った水巻らしい行政の実現を目指そう!
借金を増やすのは、もう止めよう!
より公平で健全な企業間競争が事業費の削減を可能にします
令和2年度の決算報告によると、
歳入合計139億5863万円のうち、町が独自に確保できる財源は39億9118万円で、全体の28.7%。
残りの71.3%は、国や県からの補助金や借金で賄っています。
この自主財源に、国からの交付税31億2570万円を加えると、71億1688万円で全体の51%。
この辺りの金額が、水巻町の「身の丈」の財源といえるのではないかと思います。
「今の半分のお金で何ができる!」と行政の人から怒られてしまいそうですが、
地方自治の独立性・自立性を考えたときに、財政健全化の基礎となる考え方だと思います。
「国や県から補助金をもらえばいい。借金すればいい。」という安直なやり方では、
早晩困ることになるのは目に見えています。
北海道の夕張市にみるような、
「財政破綻」といった最悪の事態を回避するためにも、
水巻町の「本当の豊かさ」を実現していくためにも、
自らの身を削る覚悟で、行財政改革に取り組んでいく必要があると思います。
そのためには、
補助金がでるからといって、すぐに国や県のひも付き事業を引っ張ってくるのではなく、
「水巻町にとって、本当に必要かどうか」を、これまで以上に再考し、判断していく仕組みを徹底すること。
より公平で健全な企業間競争を促す入札制度(一般競争入札や公募型指名入札など)を積極的に導入して、
事業費の削減を図っていくこと。
経費を伴わない事業にも積極的に目を向けて、
アイデアと創意工夫を凝らしながら、水巻らしさを前面に出した事業を展開すること
などなど、やれることはたくさんあると思います。
ちなみに、
現段階でも、そうした取り組みは庁内で始まっていて、
マンガで『水巻町の総合計画書』を作成したり、
水巻町のゆるキャラ「みずまろ」をデザインした婚姻届や出産届を作成したり、
そんなところからでも「身の丈」行政は実現していくのではないかと思います。
「お金がないなら、アイデアで」
行政も人が主役の時代です。