令和2年度の水巻町の借金は、147億5千万円。
その内の69億5千万円が公共下水道事業の負債です。
毎年、一般会計からの多額の繰入金や町債の発行によって、赤字経営の穴埋めを行っているのが現状です。今後は、人口減少による使用料収入の減少など、さらに経営が悪化していくことが予想されます。
水洗化率が90%を超えた現在、多額の建設費をかけてまで、今後も公共下水道事業を推し進めていくのかどうか、再検討が必要だと思います。
「水洗化ありき」の考え方を改め、費用対効果の観点から、その地域にとって、最も効率的かつ最適な下水道の在り方を検討する時期に来ていると思います。